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ある日の天てれ収録終わりに、
『なあ一磨。今日今から暇?』
「あ?えーと…大丈夫だと思う。門限さえ守れるなら。」
拓巳は一磨を誘う。
着替える所で言ったけど、俺たちの関係はみんな知ってる。
知ってるけど一人だけは違った。
その一人というのは聖夜。
「俺も行きたいなー俺じゃ駄目?」
聖夜は言う。
『いや俺らデートするんだけど』
(あ、また始まった。聖夜の嫉妬。)
他のメンバーは思う。
「俺を連れて行かないと一磨の彼氏取るぞ?」
聖夜にそう言われて、一磨と拓巳は黙ってしまった。
「…じゃあこうしないか?拓巳には悪いけど、今日だけは聖夜が拓巳とデートする。だけど今日だけだそ?本当に今日だけにしろ。」
一磨が聖夜に強く言う。
「…分かった。」
『(かっ一磨ぁ~)』
拓巳は一磨に目で訴える。
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