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しかし、よく考えるとアーヴァインのせいではない。それに、アーヴァインもかなり責任を感じているようで、顔を上げようとはしなかった。
セルフィはため息をはいて、アーヴァインの肩に手を置いた。
「そんな気にせんといて。アービンは何も悪くないやんか」
その言葉にアーヴァインはやっと顔を上げた。
「でも………」
「仕方ないやろ?仕事が急に入ることくらい、私だってよく分かるし。食事するレストラン、まだ予約せんで良かったやん」
「うん………ごめん。でも、なるべく早く帰ってくるよ」
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