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「だめ。そういう気持ちが命取りになるんよ?私の事は気にせんで、仕事に集中してや」
セルフィがそう言ってアーヴァインの肩をポンポン叩くと、アーヴァインは背筋を伸ばした。
「ほら、もう行かな」
「うん、ありがとう。行ってくるよ」
セルフィが微笑むと、アーヴァインもつられて笑う。そして、アーヴァインがセルフィの頬に手をそえた。セルフィが目を閉じ、アーヴァインがかがんでキスをする。それは2人にとっての「行ってきます」と「行ってらっしゃい」の意味が込められていた。
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