SAと少女と刀男

4/15
前へ
/143ページ
次へ
そして授業が終わり私は待ちに待ったSAの授与のためSAMF(特殊能力管理施設)に向かっていた。 SAMFはSAの授与や管理をしたりSAに関連のある事件を取り扱うSA専門施設のことであり、噂ではSAの力が凄い人なら私みたいな高校生でも所属できるらしい 確かうちの学校にも1人だけSAの取締役になっている生徒がいるって聞いたな・・・ なんでもランクは5段階の内2番目に高いAらしい、普通の人は頑張ってもBランクがやっとなのに一体どんな人なんだか・・・ そんなことを考えている間に私はSAMFに着き建物の中に入って行った。 中はとても広くいろいろな人がいた。 私はどうすればいいのかわからずカウンターにいた女性の人に聞いてみた 「すみません、SAの授与に来たんですけれど・・・」 するとその人は優しく私に教えてくれた。 「はい、では学生証を見せて下さい」 「はい」 私が見せるとその人はキーボードを使いパソコンに何かを打ち始めた。 「はい、では指紋認証をしますのでここに人差し指を出して下さい」 私は前に出された小さな台の上に指を出した。
/143ページ

最初のコメントを投稿しよう!

67人が本棚に入れています
本棚に追加