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「ごめん、私今日が誕生日でさっきSAMFに行ったばかりでまだ・・・」
彼は私を見て驚いた。
「はー!?しょうがない」
すると迅は足の痛みを我慢しながら炎使いの男子に向かって行った。
迅は火の玉をなんとか避けながら男子に近いて行った。
すると迅は何かにつまずき転んでしまった。
すると男子はそれを見るや火の玉を飛ばしてきた。
「死ね!」
それを見た私は自然と体が彼の方へ動いていた。
「危ない!」
私は間に合わないとわかりながら全力で走った。
すると火の玉が迅に当たる直前のことだった。
突然火の玉の軌道がずれたのだった。
「なんださっきのは!?」
炎使いの男子が驚いている中私はあることに気付いた。
私の身体の周りを風がぐるぐると渦巻いているのだ。
「何なのこれ?」
すると迅が大声で言った。
「SA覚醒だ!おそらくそれは風の使い手(ウインドマスター)」
私はこの時まさかこんな所でSAが使える様になるとは思わなかった。
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