CHAPTER・3~不登校少女・岬ちゃん

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屋上に続く階段は、普段はロープと〈この先危険!入るな!!後悔するよ!?〉という看板があるが、除けられていた。 奈々子は危険を察知して屋上のドアを開けた。                           そこで女の子が何か書いている。あの女の子はまさか…………! 奈々子「佐倉……………岬……………………さん?」 すると、女の子が振り向いた。 森「佐倉さん!」 森がやってきた。 佐倉岬は屋上の柵を越えた。奈々子はぞっとした。自殺する気じゃないの!? 奈々子「岬さん!」 岬「来ないで!」 奈々子「なんで自殺なんかするのよ!」 岬「言ったらダメ!誰にも言わないことになってるの!」 佳江「おめぇな、ひょっとして森Tをクビにさせるための自殺をするつもりじゃあるまいな!?」 佳江の言葉に岬はぎょっとした。 その時だ! ???「バレてしまったら仕方ねぇのー!」 男子の声がした。
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