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くろのばら
フリオニールとティナとスコールと哀れな二人のほのぼのとしたのばら物語です。
フリオニール黒いです
スコールのあの話がでます
ティナがお姉さんキャラ
□■□
「のばらの咲く世界…か」
「フリオニール、私も手伝うよ」
高く結い上げられた髪をゆらし、ふわりと笑うティナが花壇で花の世話をするフリオニールに話し掛けた。
「ティナ、有難う。じゃあ水を汲んできてくれるか?」
「わかった、任せて。」
ティナは花壇から少し離れた川原まで水を汲みにいった。
手伝おうと思ったのはフリオニールのおかげで夢を見れたから。その夢を手伝いたい、その思いからだった。
「…叶うといいな」
誰にも聞こえない声で呟いた。
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