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満月の夜。
1人の少女が、ベンチに腰掛け星を眺めていた。
一見普通の光景かもしれないが、次の瞬間にそれは一変する。
「坂原麗美!覚悟しやがれ!」
その言葉が合図のように、俗に言う"不良"が6人ほどで、少女を取り囲んだ。
そんな不良に怯えることなく、6人全員を一瞥すると、少女はおもむろに口を開いた。
「覚悟するのは……おまえらの方だよ」
その数分後、喧嘩を仕掛けた6人は、地面に突っ伏していた。
倒したのは、もちろんこの少女だ。
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