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さよなら愛しのアンドロイド
ボクの愛しの彼女は
機械じかけのアンドロイド
ボクのことを好きと言うけど
それは創られたプログラミング
ボクの言うことには
どんなことでも
「YES」
ボクを愛してると言うけど
それは心のないプログラミング
駆け引きなどない
ただ応えるだけのプログラム
ボクを満たすだけの
偽りの擬似恋愛
もう終わりにしよう
こんな一方通行の
おままごと
それはただボク好みに
創られた人型のオモチャ
ボクは本当に
愛していたけど
キミの言葉は決められたコトバ
さよなら
ボクの愛しのアンドロイド
さぁお別れの時間
それを決めるのもボク次第
メインスイッチを切ったその時
キミが初めて言った
「No」
キミはオイルの涙を流し
ボクに愛してると囁く
それは創られた
プログラムではなく
紛れもないキミの言葉
最後に産まれた「愛」の中
キミはもう動かない
ボクはただキミを抱きしめ
オイルにまみれている
さよなら
ボクの愛しのアンドロイド
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