―序章―

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「一目惚れかよ。」 「で、王子はオデットに話しかける。オデットは、夜だけ人間に戻れて、呪いを解くにはまだ誰も愛したことのない男に愛を誓ってもらうことだけだと王子に説明する。それを知った王子は明日の舞踏会に来るようにオデットに言うんだ。でも、舞踏会で悪魔の娘オディールが魔法を使ってオデットのように似せて王子に花嫁として選ばせちまうんだ。」 「ひでーな。」 「だろっ?で、その様子を見たオデットの仲間が王子が間違えたとオデットに伝えるために湖に走り去る。悪魔に騙されたことにきづいた王子は嘆き、急いでオデットの元へ向かう。破られた愛の誓いを嘆くオデットに許しを請う王子。そこへ悪魔が現れ、王子は叶わぬまでも、悪魔に飛びかかる。死闘の末に、王子は悪魔を討ち取るが白鳥たちの呪いは解けず、絶望した王子とオデットは湖に身投げをして来世で結ばれるっつー話。」
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