―序章―

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という音と共に、昨日私を背に乗せて飛んでくれた白鳥が血を流して倒れた。 「とりさんっ!!」 と私は駆け寄っていた。 それでも、白鳥は起きてはくれなかった。 そんな私を見て、一人の警官が言った。 「死体と一緒に運べ。」 っと 運んだ警官はいやそうな顔をしていた。 私は、白鳥の羽を一枚取って、御守りのように大事に持った。
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