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春原「ねえねえ君、今暇かなぁ?暇だったら、ちょっと付き合ってほしいんだけどさぁ~」
女生徒「は、はぁ…」
よしっ!
まずターゲット確保だ
ここまでこれば、後は楽勝さ
まあ見てな
春原「僕さ、君のような子たちのために活動中なんだよね。よく女の子って、男子からの告白の方がいいって言うよね?」
女生徒「まあ…」
春原「だからっ!」
僕は、ここぞばかりに声を張り上げて言ったよ
相手が後退りするくらいにね
春原「今から、僕と愛を育むために、甘くてとろける付き合いをしないかい」
そのセリフとともに、前髪サラっと中指と人差し指でなびかせながら、指をピシッと彼女に向けて決めてやったさ
どうだい?
きっと彼女はもう、Broken Heartさ
女生徒「え…あの…すみませんでしたぁぁぁ!」
あーあ
最後まで照れて、僕に素直な気持ちをぶつけることが出来なかったなんて…
かわいそうな子だったよ
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