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杏「えいっ!」
春原「ぐぎゃ!!!」
杏「ていっ!」
春原「ぎゃああああああああああっ!!!」
殴り込みに対しての顔面へのカウンターキック、それに続き見事な回転蹴りにより、僕は廊下の端から端まで飛んでいき、壁にめり込むはめになったよ…
まだ、これで終わればいいさ
藤林 杏の恐ろしさはここからさ…
杏「陽平、もう懲りたかしらぁ?」
杏のやつが数メートル先から叫んでるよ
反抗もいいけど、それするとまた星になるからね
謝るとするよ
春原「もうしませんっ!許してください、杏サマっ!」
僕も誠意をこめて、大声で謝罪をしたよ
杏「あんたって、本当のヘタレね。まあ、あんたのそのヘタレっぷりに免じて――」
さすがの杏も、ここまですれば許してくれるよね♪
杏「――星にしてあげるっ♪」
――――ビュンッ!
春原「ぐぎゃあああああああああ!!!」
杏の手から放たれた辞書は、まるでジェット機のように加速して僕の顔面に直撃
あまりの威力に、壁は壊れてそのまま放り出され、宙を舞って僕は星になったよ――
END
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