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女は無視してその場から立ち去った。 見ていた観客は唖然としていた。 『うわっ!!骨出てるし大丈夫かあー!!誰か救急車呼べや!!おーい!!』 ──────────────────────── <<おい、そら!! お前どこにいるんだ!?あまり出歩くなよ!?>> 携帯の留守電メッセージを聞きながらパタンと閉めた。 この街に強い奴はいないのか? 人間なんか眼中にないぐらい強い奴が。 ───いるわけがないか。
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