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ガラッ
グレイ「お前ら~、静かにしとけょ。…めんどくせぇし。」
レイ「(めんどくさがり屋なのはいつものことってわけか…)」
教室は静かになる。
グレイ「じゃあHR始めるか。諸連絡は…あ~、めんどくせぇし特になし。」
生徒達「「(そんなんでいいのかょ!)」」
生徒達の心が一つになった。
グレイ「あ、そうだ。ひとつ連絡があったな。」
グレイ「今日はいきなりだが、転校生が来た。」
生徒達「「ワァー」」
生徒(男)「女の子ですか?」
生徒(女)「男の子ですよねー?」
グレイ「さあな、自分達で確かめろ。…おい、入れ。」
レイ「(ん?呼ばれたか…)」
そして、教室の扉に手を掛けた…
ガラッ
中に入った瞬間に女子からは黄色い悲鳴があがり、男子はからは嫉妬や殺気といったものがおくられた…
グレイ「さぁ、自己紹介をしろ。…その後は好きに質問タイムにしてていいから。俺は…寝る。」
生徒達「「(どんだけ適当なんだょ!)」」
2度目の一心同体…
レイ「(…はぁ、めんどくさ…)」
レイ「…名前は…レイ・ライラーク、属性は…光と闇と雷だ…」
そう言った瞬間、教室を沈黙がつつんだ…
っと、次の瞬間
生徒達「「エェェェー!?」」
レイ「(っ!?、俺、なんか変なことでも言ったか?)」
レイのそんな疑問はすぐに解消される…
生徒(男)「光と闇とか、両方とも珍しい属性じゃんか!」
生徒(女)「それに雷も扱えて3属性ってすごくない?」
レイ「(あぁ、そうゆうことか…)」
ただでさえ複数の属性持ちは少ない。
3属性ともなれば余計である。
それに光と闇は基本属性のなかでも稀な方であるため、レイは今、羨望の眼差しを集めている。
生徒(女)「あの~、質問していいですか?」
レイ「…まあ、別にいいよ…」
生徒(女)「彼女とかいるんですかー?」
レイ「…別にいないが?」
そう言った途端、女子からの視線が先ほどよりも強くなった。
レイ「(…なんなんだ?みんなでそんなに俺を見つめて…、俺の顔になんか付いてるのか?)」
…残念、女子生徒達。レイはまだその視線の意味に気づいていない。
レイ「???」
生徒(男)「魔力量はどのくらいなんだ?」
レイ「…確か先ほど計った限りでは1000だったはずだが…」
またもや沈黙につつまれる教室…
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