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レイ「わかったよ。」
マスター「じゃあ、もう手続きはしてあるから。」
レイ「もう手続きしてあるんなら俺に拒否権ないじゃん…。」
マスター「絶対に行かせるつもりだったし。」
レイ「はぁ、やっぱめんどくさい。」
マスター「じゃあ明日の朝8時30分に学園に行ってね。」
マスター「荷物とかは全部学園が用意してくれてるはずだから。」
レイ「あぁ、わかった。」
レイはそのまま部屋を出て行こうとした…
マスター「あ、そうだ。学園に行ってる間はこれを付けといてね。」
そう言って、マスターは何かを投げ渡した。
それは箱のようなもので中に指輪が10個入っていた。
マスター「それは魔力を封印する指輪だから。」
マスター「…今付けてみれば?」
レイ「ん?わかった。」
レイは全ての指輪を付けた。
すると、今までレイが纏っていた見えないオーラのようなものが消えた。
レイ「お、すげぇ。魔力がほとんど無くなったぞ。」
マスター「その指輪を全部付けると、魔力がまぁ俗に言う落ちこぼれレベルまで落ちる。」
マスター「あんまり目立ちたくないなら役立つんじゃないかな。」
レイ「どうも。」
レイ「じゃあ俺はもう自分の部屋に戻るからな。」
レイは部屋を出て行った…
マスター「楽しんでこいよ、…レイ」
レイがいなくなった部屋ではマスターが一人呟いていた…
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