第一章 任務

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レイ「わかったよ。」 マスター「じゃあ、もう手続きはしてあるから。」 レイ「もう手続きしてあるんなら俺に拒否権ないじゃん…。」 マスター「絶対に行かせるつもりだったし。」 レイ「はぁ、やっぱめんどくさい。」 マスター「じゃあ明日の朝8時30分に学園に行ってね。」 マスター「荷物とかは全部学園が用意してくれてるはずだから。」 レイ「あぁ、わかった。」 レイはそのまま部屋を出て行こうとした… マスター「あ、そうだ。学園に行ってる間はこれを付けといてね。」 そう言って、マスターは何かを投げ渡した。 それは箱のようなもので中に指輪が10個入っていた。 マスター「それは魔力を封印する指輪だから。」 マスター「…今付けてみれば?」 レイ「ん?わかった。」 レイは全ての指輪を付けた。 すると、今までレイが纏っていた見えないオーラのようなものが消えた。 レイ「お、すげぇ。魔力がほとんど無くなったぞ。」 マスター「その指輪を全部付けると、魔力がまぁ俗に言う落ちこぼれレベルまで落ちる。」 マスター「あんまり目立ちたくないなら役立つんじゃないかな。」 レイ「どうも。」 レイ「じゃあ俺はもう自分の部屋に戻るからな。」 レイは部屋を出て行った… マスター「楽しんでこいよ、…レイ」 レイがいなくなった部屋ではマスターが一人呟いていた…
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