第三章 異変

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マナ「何よ、あんた達。」 ミーナは突然のことにおろおろしているようだ 男1「だから~、俺らと遊ぼうよ。」 男達はニヤニヤといやらしい笑みをうかべている マナ「いやよ!あんた達みたいなチンピラと一緒に行くぐらいなら死んだほうがまだマシよ!」 男1「な、なんだと!ちょっと顔が良いからって、調子にのりやがって!」 男1はマナの腕を掴んだ マナ「やめてよ!痛っ」 ミーナは泣きそうになっている すると、突然男1が吹き飛び、壁にめり込んで止まった レイ「……おい…」 男2「だ、誰だ!お前!」 レイ「…こいつらは俺の連れだ…。…ところで、…お前らは何をしようとしていたんだ?」 男2「そんなの決まってるだろうが。」 男達はイヤらしい笑みを浮かべる 男2「お前!邪魔なんだよ!」 男達が殴りかかってきた レイ「……そうか…」 瞬間、レイの姿がぶれたことに気付いた者はいなかった レイの姿がぶれた瞬間、男達が吹き飛び、男1のように壁にめり込んだ マナ達は口をぽかんと開けて呆然としている レイ「おーい!大丈夫か?」 マナ「…はっ!?な、何が起こったの?」 ミーナ「そ、そうですよ!」 レイ「ん?ただ殴り飛ばしただけだが?」 レイの言ったことを聞いて、二人とも唖然としている レイ達はそのまま混乱しているその場をあとにした ミーナ「今日は色々と迷惑をかけちゃいましたけど、楽しかったです///」 マナ「うん!楽しかったよ。」 レイ「そうか?買い物にきたかいがあったな…。…そうだこれ…。」 そう言い、取り出したのは、銀色のペアリングと天使の羽を模したネックレスだった ミーナ「こ、これ!」 マナ「買ってくれたの?」 レイ「ああ、欲しがってたろ?」 ミーナ「で、でも、かなりの金額だったでしょ?」 レイ「まあな。…でも、気にするな。今日の俺からの気持ちだと思ってくれればいい。…同年代との買い物なんて何年ぶりだか…」 レイが最後に呟いた言葉は二人には聞こえなかったようだ ミーナ「じゃあ、ありがたくいただかせていただきます//」 マナ「ありがと、レイ//」 レイ達は学園に戻り、寮の廊下を歩いていた
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