葵の家

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『家どこらへんなの??』 自転車の荷台に座って、ゆうりは葵に喋りかけた。 『バス停から10分くらいのとこ』 『へ-私の家もだよ』 『そっか!俺ん家と近いかもなっ』 『そぉだねぇ(笑)』 そうやって会話をしているウチに、葵は家の前に止まった。 『着いた』 そこは8階くらいあるマンションで、葵の家はその最上階だった。    
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