平和の期限

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この公園は、ひろい公園の中央に座ったピカチュウの遊具があるからピカチュウ公園と呼ばれている。他の遊具は、ブランコしかない。 「懐かしいなぁ~、三人で来るの!」 ぴょんぴょん飛び跳ねて喜ぶブルー。 「そうだな。何年ぶりだっけ、レッド。」 「……………。」 「…大丈夫か?」 三人は先ほど二階の窓から外に出てきたのだが、レッドだけ頭から落ちて顔面強打してしまったのであった。 「レッドお兄ちゃんて、本当にチキンでヘタレだよねぇ~。なんでポケモンバトルだけあんなに上手なんだろう。」 「それ、俺も知りたいわ。」 頷くグリーン。 「チキンでヘタレって言うな…」 くらくらする頭を右手で抑えて、ブツブツ呟くレッド。 「行け!イブちゃん、ニガちゃん!!」 レッドの言葉を無視し、空高くボールを投げるブルー。 空は、オレンジ色に染まり初めていた。
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