42人が本棚に入れています
本棚に追加
暗くなってきたので、俺達は家に帰ってきた。
ブルーのポケモンはなかなか良く育っていた。俺の妹だからかな?はっはっは。
「あ~姉ちゃんもじいちゃんも帰ってこないな~早く食いてぇよ~」
グリーンは目の前に置かれている食べ物に目を輝かせている。
今、夜の8時。朝に出掛けたオーキド博士も、そろそろ帰ってきていいと思うんだけどなぁ…。
「グリーン君、もう遅いから食べちゃいましょ。その後、レッドと一緒にナナミちゃんを迎えに行けばいいから…」
母さんが、グリーンの前にフォークを置く。
「お母さん!ブルーもお迎え行きたい!!」
「ダメよ、ブルーは!外はもう真っ暗なんだから!」
「ケチぃ!」
テーブルをガタガタ揺らして行きたいとだだこねるブルー。一年くらいじゃこの性格は直らないか…
「ダメ!!ほら、みんな食べて!メインはナナミちゃんが持ってくるケーキなんだから!」
「ちぇ…いただきます。」
お、折れるのがいつもより早いぞ!?やっぱり成長したんだな…
「いただきます。おばさん。」
「俺もいただきます!」
俺達は目の前に並ぶご馳走を食べ尽くした。
最初のコメントを投稿しよう!