平和の期限

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「お~。お前の部屋、片付いてるな…ちゃんと掃除もしてあるし。」 部屋をぐるりと見回し、関心するグリーン。 「そうだな…」 二人はレッドの部屋でゴロッと寝転んだ。 「こうして部屋が小さく感じるってことは俺たちその分デカくなったって事だよな…」 「そうだな…」 「お兄ちゃん達ぃ!!お菓子持ってきたよ~!」 突然ドアが開き、中からジュースとかわいいケーキをのせたトレイを持ったブルーが入ってくる。 「ん、そのケーキうまそう…」 レッドがトレイの上のケーキを指差す。 「これね、ナナミお姉ちゃんが昨日ヤマブキシティに行って買ってきてくれたの!」 ケーキとジュースを配るブルー。 「やるなぁ!ナナミ姉ちゃん!!」 「でね、オーキド博士も食べたいって言って今朝ヤマブキシティに行っちゃったの!!」 「じいちゃん…まぁいいや。いただきます!!」 「「いただきます!!」」 パクっとケーキを食べる三人。幸せそうな顔をしている。 「おいしい…ナナミお姉ちゃん大好き!!」 「オレも!!」 「俺も!!」 幸せそうな顔をしている三人であった。
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