序章 始まりの時

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時間がすぎ夜も遅くなったころに、トキオは布団の中で少し考えていた。 実はトキオは一つだけ秘密を持っていた。 それはなぜかトキオには小学生以前の記憶がない。 普段はほとんど忘れているのに・・・。 その日の夜はその事が頭から離れなかった。 考え込む内に徐々に意識が遠くへ行くような気がした。 A「待ってるからね。」 どこからともなく声が聞こえた。
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