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19歳だった私は、知り合いの伝手で、街中のスナックで働いていた。
当時の私といえば、同じ歳の彼氏の好みに合わせて、金髪に豹柄・ミニスカ・雑なギャルメイク。
細くて綺麗な子がやれば、それでも人気がでるのだろうけど、残念ながら何をとっても普通なあたし(゜-゜)
スナックに来るおじさん方からの評判は最悪で、それでも彼氏のことが大好きだったから、そのスタイルを貫きとおしていた。
働き始めて2週間目。
深夜1時ちょっと前。
お客さんもひけて、今日はもうそろそろ帰れるだろうと、お店をしめる準備をしていた時に彼は現れた。
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