new world…。

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レオ「まずは聞かせろ。どうやってアクセスした?」 響「アクセス?なんの事だ?」 レオ「じゃあどうやってこの世界に入った?」 響「この世界…、やっぱりここはデータの世界なんだな?」 レオ「知らなかったのか!?」 響「先に説明した方が良さそうだ。」 俺は今まであった事の全てをレオに話す。 レオの表情が一変する! レオ「バカな!?甲斐さんだと!?あの人はモバにはすでにいない!?」 響「ちょっとまて!甲斐が作った世界じゃないのか!?ここは!?」 レオがタバコに火をつけ再び口を開く。 レオ「まず、ここは『new world』だ。創設者は…わかりやすく言えば『シン』さんだ。」 シン?確かちょろりさんの双子の…。 レオ「そして俺達はこの世界を安定させるための公安局の人材として先行入界した。」 響「先行?」 レオ「まぁ最後まで聞け。この世界はまだモバには公開されてない。新バーチャル世界としてNPCと共に生活する、という新型シュミレーションゲームだ。」 響は携帯を取り出しレオに渡す。 レオ「あ?」 響「見ろ。」 レオ「グッドラック…ってなんだこりゃ!?嘘だろ?」 響「レオ、どうやら俺達は既に甲斐の手のひらの上で踊っているらしい。」 レオ「モバゲーサバイバル2だと!?何てことを!?」 響「あと1つ…いや、2つ聞かせろ、NPCは何故武器をダウンロードできるんだ?」 レオ「な!?なんだそりゃ!?」 響「甲斐!アイツそこまで…。2つだ。さっきの三神由希。」 レオ「アイツがどうかしたか?」 響「俺の本名は三神響だ。そして亡くなったが由希と言う妹がいた。」 レオ「ま、まさか!?」 響「甲斐の考えそうな事だ。三神由希から何も話しを聞いてないか?身内が亡くなったとか。」 レオ「この世界の歴史はデータを見ればわかる、ついてこい。」 二人が取調室からでる。
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