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朝起きて、鏡の前で自分を見る
とても平気とは言えない顔だ
裕香に家に来てもらって、
メイクをしてもらうことにした。
メイクは嫌いだけど、
この顔を隠せるなら―
こんな時だけ頼ってごめんね?裕香…
裕「ねぇ、どうしたの?李桜
悲しいことがあったんなら、
私に言ってよ、話したほうが楽になれるよ?
私達、友達でしょ?
辛いときぐらい・・
頼ってよ・・」
その言葉を聞いた瞬間、
涙が勝手に溢れてきた
李「ゴメンね…
裕香に言わなくて、
私、哲弥が好き…
でも、哲弥に好きな子できたんだって、
それを昨日相談されて
私、応援しなきゃいけないのに、それができないの―」
言っているうちにまた、涙が溢れ出してきそうで
私は目を伏せた。
そんな私を、泣きながら喋る私を優しく抱きしめて
裕香は一緒に泣いてくれた
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