夢をみる人と書いて儚い…

3/4
4548人が本棚に入れています
本棚に追加
/327ページ
ベンチに座って二人で話をした。   彼女の名前は「吉田アカネ」 同じ学校の後輩で、あるキッカケで僕を好きになったらしい…     「シンジラレナ~イ」 ヒルマン監督の様に心の中で叫ぶ。     彼女居ない歴18年。 独りで過ごすクリスマスにも慣れました… バレンタインの日はクラスで最後まで教室に残ります。 縁結びの御守りも…段ボール二箱になりました。       春です… 父さん……… 溶けることのない永久凍土にも雪解けの春が訪れたのです…
/327ページ

最初のコメントを投稿しよう!