そして訪れた日

10/12
前へ
/43ページ
次へ
「おい、なにてめぇ咲羅さんと親しく話してんだよ」 やっちまった… 野郎に目をつけられた てかお前のほうが馴れ馴れしいと思うが だっていきなり下の名前で呼んじゃってるもん 「おい、無視してんじゃねえよ」 「待て待て! 俺は咲羅の…なんていうかな まぁ幼なじみのようなものだ だからこうして久しぶり~って言ってるんだよ」 「俺らには一言も喋らなかったが?」 …いや、それは俺ではなく咲羅の問題じゃないか? あ~、今思い出せば昔も全然喋らなかったような… 「それは俺にもわからんから咲羅に聞いてくれ」
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

92人が本棚に入れています
本棚に追加