そして訪れた日

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忘れていたが今の状況を説明しよう 教室の真ん中らへん(咲羅の席中心)に俺と咲羅 その周りに咲羅目当ての野郎多数 …どう考えても俺不利なんですよ てか帰りたい 「咲羅さん、なんで俺らには喋ってくれないんだ?」 なんか素直なやつだな ストレートに聞きやがったぞ 「……………」 明らかに困ってるな どうする、俺 1.そのまま見てる 2.助ける 3.今のうちに帰る 多分1だと日が暮れるし 3は俺の良心が許さん とすればここは2しかないか… 「ほら、咲羅も初対面で緊張してるんだよ、な、咲羅」 「…(ブンブン)」 あっれ~? 違ったのかよ やべえ、俺選択肢もうねぇぞ どうしよう… そうだ、選択肢4を作るんだ 頑張れ俺の脳! 「……や」 ん?なんかいったぞ? 「どうした?」 「なんかこの人たち嫌、修一がいい」 あぁ これがホントの萌えなんですね 俺いま胸が熱いよ そして周りの野郎の心は粉々に…
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