そして訪れた日

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「これから希望に満ちあふれた…」 校長話しなげーよ もう15分も話してるのにまだ終わる気配なし ほら、みんな飽きてるからちゃっちゃと終わってくれ …ふと、誰かの視線を感じた 視線の相手は… 「!」 なんだあの超美人の子は! 美人?いや、かわいいかな? やっぱいるんだな、あんなかわいい子… 「…(ニコッ)」 「はっ!」 危ない、意識がとびかけた 必殺スマイル恐るべし …でもなんで俺に笑いかけたんだ? 見覚えはないし あぁもしかしたら俺の思い違いか 俺の後ろのやつに笑いかけたんだな もしかしたら亮也か ちょうど後ろらへんにいるし 「これで入学式を終わります」 あれこれ考えていたらいつの間にか入学式は終わっていた さて、これから新しい学校生活が始まるんだな! 胸をワクワクさせると、あの子のことも頭から離れていっていた
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