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目を開けたら雲一つない空が広がっている……
どうやら自分は水面に浮かんでいるみたいだ
穏やかな波の音が静かに自分の体を揺らす
ここは……どこだ?
どこかの岩場にちょうど引っかかったのだろうか
―――!!!
身体に激痛がはしる
怪我らしき跡はない。しかし、服はボロボロで身体が重く泳ぐこともできそうにない
………何故おれはこんなとこに浮いてる?
………一体なにが起こったんだ?
ダメだ。身体に力はいらない……
熱い痛みが全身に伝わる
「くそ………………!!」
そのままディーノはあまりの激痛に気を失ってしまった
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