∇ 序章 ∇

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目を開けたら雲一つない空が広がっている…… どうやら自分は水面に浮かんでいるみたいだ 穏やかな波の音が静かに自分の体を揺らす ここは……どこだ? どこかの岩場にちょうど引っかかったのだろうか ―――!!! 身体に激痛がはしる 怪我らしき跡はない。しかし、服はボロボロで身体が重く泳ぐこともできそうにない ………何故おれはこんなとこに浮いてる? ………一体なにが起こったんだ? ダメだ。身体に力はいらない…… 熱い痛みが全身に伝わる 「くそ………………!!」 そのままディーノはあまりの激痛に気を失ってしまった
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