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「おい、チャラ男。一条と話しあるからコレでも食って待ってろ。」
キャ――――――!!////ホスト×王道ktkr!あ、状況を説明すると、ご飯食べ終わった俺にもっちゃんがアイスくれたんだよ。アイス嫌いじゃないから嬉しいけど、今はアイスより萌えがいい。
「わー、ありがとー。」
あ、もちろん美味しい萌えをくれたお礼ね?
「ちょっとこっちこい。」
「はぁ…。」
そう言って俺から離れる珪ともっちゃん。いや、離れなくていいよ?近くでみたいし。そんなとこ座ったら話しが聞こえないジャマイカ!……それにしても…
「二人かなり近いねー。」
「よっぽど聞かれたくねぇんじゃねぇか?」
おぉ、ちゃんと返事返してくれた!何だかんだで優しいとこが萌えるね。でも二人の絡みも禿げ萌えるよ。全く、彼女できる前に禿げたらどうしてくれるんだ。
「ねー、せんせーはどうして保健医のせんせーになったの?」
「母親がいきなりML?だとか、教師萌えとか言いだしたんだよ。んで、気づいたらここに勤めることになってた。」
貴腐人キター!まさか保健医のお母さまが腐っていただなんて…。多分保健医のお母さまは脇役男前受けが好きなタイプだな。俺も好きだよ。王道の次くらいに。
「へぇ、お母さm…じゃなくてー、お母さんにちゃんと報告してるのー?」
「するわけねぇだろ。めんどくさい。……てか、なんで報告しなきゃいけねぇこと知ってんだ?」
しまったぁああ!BL小説ではよくある展開だと思ってつい言ってしまった。それより、報告してもらえなくてお母さま可哀想だなぁ。
「せんせーのお母さんって親バカそうだなぁと思ってー。」
「よくわかったな。」
うん、うまくごまかせれた。さすが俺!伊達に腐男子はやってないね!あ、珪たちの話し終わったみたい。
「帰ろうぜ。」
俺はちょっと不機嫌そうな珪に気づかないふりをして頷いた。
「じゃあねー、せんせー。もっちゃんもー。」
「俺はおまけか。」
そんなツッコミをスルーしながら俺たちは寮へ向かう。もうちょっと色んな人と絡ませたかったけど、まぁ明日でいいよね。
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