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こんにちは、姫城 玲です。
眠そうにしていた珪ちゃんを部屋に帰らせて、今俺は寮のコンビニという名のスーパーにいます。
それにしても…
しゃべり方キモイな← チャラ男が敬語使うとかきいたことないよ。まぁ、中身はただの腐男子だけどね。あ、なんでコンビニにきたかというと、明日朝ご飯の材料がなくなっちゃったからなんだ。うん、珪はホントよく食べるよ。王道だから仕方ないか。
「あ…、玲…ここ…用?」
あ、ワンコ書記に遭遇してしまった。くそ、こんなことなら珪を帰らせるんじゃなかった…。ワンコ書記×王道がみられるチャンスだったのにぃ!それにしても、書記にワンコの耳と尻尾がみえる。しかも嬉しそうにブンブン振っている。可愛いジャマイカ!多分、コンビニに何か買いにきたの?ってききたかったんだろうな。
「明日の朝ご飯の材料買いにきたんだよー。書記くんはー?」
「ん、…健太…。これ…。」
健太って呼べってことだよね?うん、ケンちゃんって呼ぼう。……なんか、珪ちゃんとかぶるなぁ。あ、これっていうのはケンちゃんが持ってるお菓子のことね。
「ケンちゃんお菓子好きなんだー。」
「ケン…ちゃん…?」
きょとんとして首を傾げる仕草可愛いすぐる!ヤバい、萌えすぎて燃える!むしろハゲる!←
「そ、健太だからケンちゃんー。可愛いでしょー?」
「ん、…ケンちゃ…ん…嬉し…!」
そうかそうか、ケンちゃんって呼ばれるのがそんなに嬉しかったのか…。またもや尻尾がみえる。なにこの可愛い生き物。家で飼いたい←
「玲…、朝…ご飯……いい?」
へ?朝ご飯いい?…………あぁ、朝ご飯の材料買わなくていいの?ってことか。うん、すっかり忘れてた。
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