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両親・兄の四人家族の末っ子として誕生した遼。
下町雰囲気の残る大阪市内で産声をあげ、幼馴染みとも仲良く成長していった。
幼稚園に入園した遼は、少し【人見知り】なとこはあったが、徐々に仲の良い友達もできた。
幼稚園のプールの時間は、男の子も女の子もみんな下着(パンツ)一枚でのプールの時間。
この頃は【男・女】の区別なく、みんな仲良くはしゃいでいた。
しかし、遼は… 幼稚園の年長さんになった頃には…
【男の子・女の子】への自分自身の感情が違う事に薄々感じていたのだった。
【女の子】は
ただの仲の良い友達。
【男の子】は
ただの仲の良い友達とは違う《好き》みたいな感情を持っている事に…
『何故なんだろう?』
と不思議に思っていた。
女の子とは、ゴム飛びしたりママゴトしたりして遊んでいたが、幼馴染み(年上もいた)の男の子達と遊ぶのは、決まって誰かの家の中で遊ぶ事が多く、暑い夏なんかはみんな下着(パンイチ)で、ヒーローゴッコなんかをしていた。
みんな下着だけやし、戦闘シーンになると…
肌と肌が密着したり…
『急所攻撃だぁ~!』
と言って、下着の上から○ん○をモミモミしたり…。
普通は、何も考えず子供がやってるオチャラケなのに、遼はあきらかにその攻撃を、するのもされるのも心から楽しんでいた。
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