8人が本棚に入れています
本棚に追加
コタツでマッタリしながら時間が過ぎていった。
遼が寝転がりながらTvを見ていた時…
あきちゃんが何やらゴソゴソしている気配に気付いた。
遼があきちゃんの方を見てみると…
あきちゃんは、Tvに飽きたのか?
それとも寒いのか?
コタツの中に潜り込んでいた。
遼)『あきちゃん? 何してんのぉ~!?』
あ)『ん? 寒いし暇やし… ちょっとな。』
遼)『ふぅ~ん… コタツに潜り込んでたら、目悪くするよぉ~!』
と声をかけた。
あ)『平気やよ!』
あきちゃんはそう言ってコタツの中でゴソゴソしていた。
あきちゃんがそう言ってるので遼は気にせずTvを見ていた。
遼が気にしなくなったのを見計らってあきちゃんは… ゆっくりと遼のふくらはぎの辺りに手を触れてみた。
遼も何かが触れる感触は感じたが、あきちゃんがぶつかったんやろと気にしなかった。
あきちゃんは、遼が気にしないのを確認したからなのか…
ふくらはぎから太腿へと手を滑らせてみた。
さすがに遼も、太腿を触られると気になったのか…
コタツの中を覗いて
遼)『あきちゃん、何してんの?』
と聞いた。
あ)『えっ…!? べ…別に… 遼は気にせずTv見ときやぁ。』
と言った。
遼は【変なあきちゃん…】と思いながらも気にせずコタツ布団を戻してTvの続きを見出した。
あきちゃんは、ホッとして遼の太腿を触る手を何気に動かしてみた。
さすがに遼も太腿を撫ぜられるとゾワゾワッとした感覚が走った為に
遼)『あきちゃん止めてよ! くすぐったいやんかぁ~』
と少し笑いながら足をバタバタさせて言った。
あ)『くすぐったい? でも、嫌やないやろ!? ちょっとだけ触らせてや!』
と言ってきた。
遼自身も【ゾワゾワッ】とした初めての感覚だったが【嫌な感覚】というよりは【心地良い感覚】だったので、もう一度触れてきた時には何も言わなかった。
遼が何も言わないのであきちゃんは、また太腿の辺りを触ってみた。
遼はこの時、今までに感じた事の無い心地良さに包まれていた…。
最初のコメントを投稿しよう!