1、始まり

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しかし、向かっている途中で千春はベンチに座っている人に気づき、周りに他の人がいないことを確認すると気づかれないように近くの樹の影にこっそり隠れた。 普段は人が座っていないそのベンチに座っている人が誰なのか気になり、千春は、気づかれないようにしながら樹の影からこっそり様子を見た。 「かっこいいな」 …あれ?どこかで会ったことあるような そんな第一印象を彼に感じていたとき、ちょうど朝の5分前のチャイムが鳴ったので、千春は急いで学校に戻る準備をした。
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