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いつも通り不幸な俺
「お母さん!お母さん!」
燃え盛る家の中で必死に母親を呼ぶ子供。
「ユキ君・・・逃げて・・・」
「やだ!やだよお母さん!」
「大丈夫ですか!今助けますから!そこを動かないでください!」
「お母さん!お母さん!」
「大丈夫ですか!くっ、これは・・・」
「お母さん!ねぇお母さんを助けて!」
「し、しかし・・・」
「消防士さん・・・息子を・・・お願いします・・・」
「・・・わかりました。さ、君早くこっちに!」
「やだ!放して!お母さん!お母さん!」
「いいからくるんだ!」
「お母さん!お母さん!」
――――――――――――
ゴォォォォォォォ・・・
「幸せになるのよ、幸久・・・」
ゴォォォォォォォ・・・
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