*苺味

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「ど、どうしよう‥‥。」 放課後、今日は怜先輩と一緒に帰る日。 でも何かお昼の時の事考えると‥‥ 「行きづらいよぉー‥‥」 怜先輩がいる教室の前の廊下の一番端でわたしは立ち止まっていた。 別に怜先輩は普段と変わらないのにわたしが変だとお昼の時の事気にしてるってバレちゃうよ‥‥! 「うぅ"~」 「楮子先輩?」 階段の方を見ると、 「敦史?あら、ここ3年生の教室だよ?」 1年生は4階のハズ。間違えたのかな? 「校内を色々と探検してたんですよ」 「あーわたしもしてたなぁ!」 この学校、構造が少し複雑だから結構面白いんだよね! 「楮子先輩は何でここに?」 「え、あぁ‥怜先輩と一緒に帰ろうと思って!」 「へぇ~それで鈴凪先輩は何て?」 「へっ?特に何も‥‥??」 敦史、何が言いたいの‥‥?? 「俺、楮子先輩の事すきっすよ」 「え??うん、もちろんわたしも『違います、俺は恋愛感情として好き何です』」 恋愛感情‥‥?? 「まぁ簡単に言えば楮子先輩が鈴凪先輩の事好きなのと一緒です」 「え‥‥えぇ?!」 敦史が、、、わたしを好き‥‥??
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