*苺味

5/28
前へ
/81ページ
次へ
「「だれ[ですか]??」」 わーお、息ピッタリじゃないこの2人‥‥ 「こっちが中学の時のバスケ部の後輩の長岡敦史くん。で、この人はわたしの好きな人で鈴凪怜先輩。」 さりげなくさっきの敦史の質問の答えも含めて話す。 「後輩‥‥。」 「好きな人‥‥」 な、何でこの2人見つめあってるの‥‥?? 「じゃあ鈴凪先輩は別に楮仔先輩のこと好きじゃないんですね?」 いつもとは少し違うような挑発的にも見える敦史。 「‥‥‥‥。おい、行くぞ。」 「え?あ、じゃあね敦史!」 敦史に軽く挨拶をしたあとに、何だか苛立っている先輩のあとを急いで追う。 な、何で苛立ってるの?!
/81ページ

最初のコメントを投稿しよう!

648人が本棚に入れています
本棚に追加