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「「だれ[ですか]??」」
わーお、息ピッタリじゃないこの2人‥‥
「こっちが中学の時のバスケ部の後輩の長岡敦史くん。で、この人はわたしの好きな人で鈴凪怜先輩。」
さりげなくさっきの敦史の質問の答えも含めて話す。
「後輩‥‥。」
「好きな人‥‥」
な、何でこの2人見つめあってるの‥‥??
「じゃあ鈴凪先輩は別に楮仔先輩のこと好きじゃないんですね?」
いつもとは少し違うような挑発的にも見える敦史。
「‥‥‥‥。おい、行くぞ。」
「え?あ、じゃあね敦史!」
敦史に軽く挨拶をしたあとに、何だか苛立っている先輩のあとを急いで追う。
な、何で苛立ってるの?!
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