音豚の逆襲(攻撃中)

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ウチの大学の出席確認は、1つの名簿を皆で回しながら自分の名前を書いていく方法。 僕と音豚以外はよく遅刻するので配布物等がダイレクトに音豚から僕に回ってくる。 ・・・はずなのだが、回ってきたことは1度もなかった。 最初の頃は、音豚は1つ後ろの席で名簿をキープし始めた。 遅刻した【部長】のためにちょっとだけ名簿止めてるのかと思ったけどちがった。 授業終了の鐘までキープしつづけた。 名簿が回ってこないことに気がついた僕より後ろの席全員が集まって休み時間に名前を書くという異例の事態。 通常名簿は手渡しだが 音豚は毎回名簿をキープしたので、その度に僕は立ち上がってわざわざ音豚の席にまで名簿を取りに行く。 ここで名簿が止まってしまうと、自分より後ろの席の人たちは欠席扱いになってしまうので必死。 これだけでは終わらない。 今日はまだ名簿回ってないのか?ずいぶん遅いなあ。 で、気がついた。 音豚の下に名簿が落ちてる。 風で飛んだのだろうか? 次の日も名簿が落ちてる。 以下繰り返し。 ああ、お前の目の前でひざまずいて拾えって? そんなに名簿渡したくないの? 彼女は僕より後ろに座っている 名前も知らないクラスメイトを巻き込んでまで 僕のことを潰したいそうです。
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