勇者圭一の大冒険

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「そういうわけで姫を探し出して欲しいのだ~」 開口一番にそう言われた。 いきなりの展開だが俺は驚かない。 むしろ、この展開にわくわくすらしている。 「…わかりました。よく分かりませんがつまり、姫を探せば良いんですね。」 「やって…くれるか…?」 断る理由なんてない。 俺はこういうのを待っていたんだ。 「わかりました。やりましょう!」 話がまとまった 「なら、これを持っていってくれ!」 そう言い、出される宝箱。 まず一つ目 パカッ ……予想通り、木の棒だ。 せめて、剣であって欲しかった…
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