8人が本棚に入れています
本棚に追加
そして、二つ目…
流れからして鍋のふたか皮の服だろう。
そう、思いつつ宝箱を開ける。
……こっ……これはッ!
圭一は勇者の鎧を手に入れた!
「よっしゃぁぁ~!……ってちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇ~!」
俺の叫びは国中に響き渡ったという。
「どうした?」
「どうした?じゃねぇよ!?何で勇者の鎧がここにあるんだよ!?」
「そりゃ、国の宝箱なんだからそれくらいの宝はあるさ」
「いやいやいやいやいや!そりゃそうだけど!何か!何か違うだろぉぉぉ!」
「それはともかく最後の宝を開けてくれ。」
王がいう。
なんだか…嫌な予感がする。
開けたら…俺は無事でいられるだろうか…
カパッ
「………んな!?」
中には……
「姫!?」
中には大量のフィギュア(恐らく王様コレクション)と一緒に姫がいた。
「あ…見つかっちゃったぁ~てへっ♪」
こうして、圭一の冒険はめでたく終わりましたとさ。
EN...
「俺の冒険終わりかよ!?」
END
最初のコメントを投稿しよう!