架空請求と対決するⅠ

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「ホントですか!?どうしよう・・152万なんて払えない・・。」 「そういわれてもねえ・・。実際利用記録も残っているんですからねえ・・。」 「はぁ・・」 「もし払えないようならお宅へ取り立てにいかなきゃいけないんですが・・。あ、お名前教えていただけますか?」 え?ちょっと待て。なんで利用記録あって住所まで割れてるのにお名前おしえなきゃいけないんですか ? 住所知ってるって事は名前も勿論わかっているはずだよな? なにも知らないっていうんなら・・ 「え、はい、田村正五郎(勿論仮名)ですけど」 「わかりました。正五郎さん、152万円どうしても払えないというのならお宅へ行きますよ?」 うおー!この人信じたー!どうぞ来てください!大歓迎です!!で、正五郎って誰ですかー? 「うーん、それは困ります・・あ、そうだ。その利用記録にはいつ利用したって書いてあるんですか?」 「え~と1995年の8月ですね。」 1 9 9 5 年 !!!!!! 俺その年4歳なんですけど・・ 「えー?利用したかなー?ところで、ちょっといいですか?」 「はい?なんでしょうか?」
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