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ナズーリン
「どうも~手乗りミッキーです!いやぁ、記念すべき一組目に選ばれた訳なんですけど…」
星
「ちょっと待った!!」
ナズーリン
「いきなり何?もう始まってるよ?」
星
「私達のコンビ名おかしいでしょ!!」
ナズーリン
「え?ちゃんと『手乗りタイガー』と『ミッキーマウス』の半分半分を使ってるじゃない?」
星
「何で『手乗り』と『ミッキー』を取るの!?これじゃ手に乗る小さいミッキーだよ!!」
ナズーリン
「偉大なるディズニーの力を借りようかと…」
星
「ダメだよ!!後で変えときなさい!」
ナズーリン
「は~い…」
星
「さて、気を取り直して私達二人で漫才をやっていくんですけど、2010年の干支は寅なんですよ!」
ナズーリン
「皆様も年賀状に星ちゃんのイラストを描いた事かと思います。」
星
「ナズも私を描いたの?」
ナズーリン
「私は聖様を描いたよ。」
星
「干支関係ないじゃん!?」
ナズーリン
「だって、新キャラのくせに星ちゃんばっかり目立ってずるいじゃない!!漫才くらい私中心でやらせてよ!!」
星
「う~ん…今回だけだよ?」
ナズーリン
「やったぁ!!」
星
「それで何をやるの?」
ナズーリン
「えっとね…星ちゃんは今、外の世界でお笑いブームが来てるのは知ってる?」
星
「まぁ…人並みには…」
ナズーリン
「実は私ね、外の世界でお笑いのオーディションを受けようかと思ってるんだ!」
星
「えぇ!?初めて聞いたよ!!」
ナズーリン
「そこで見せるネタを星ちゃんに見て欲しいんだけど…」
星
「わかった…せっかくお客さんもいるんだしやってみてよ!」
ナズーリン
「では早速…オホン!にとりの河童寿司と掛けまして、地底の温泉郷と説きます…」
星
「…………」
ナズーリン
「(『その心は?』って言って!)」
星
「え?私?そ、その心は…?」
ナズーリン
「どちらも鮮度(千度)が売りです!」
星
「へぇ!上手いじゃん!!」
ナズーリン
「ナズっちです!」
星
「……見た事あるなぁ…」
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