一組目…手乗りミッキー

2/3
前へ
/9ページ
次へ
ナズーリン 「どうも~手乗りミッキーです!いやぁ、記念すべき一組目に選ばれた訳なんですけど…」 星 「ちょっと待った!!」 ナズーリン 「いきなり何?もう始まってるよ?」 星 「私達のコンビ名おかしいでしょ!!」 ナズーリン 「え?ちゃんと『手乗りタイガー』と『ミッキーマウス』の半分半分を使ってるじゃない?」 星 「何で『手乗り』と『ミッキー』を取るの!?これじゃ手に乗る小さいミッキーだよ!!」 ナズーリン 「偉大なるディズニーの力を借りようかと…」 星 「ダメだよ!!後で変えときなさい!」 ナズーリン 「は~い…」 星 「さて、気を取り直して私達二人で漫才をやっていくんですけど、2010年の干支は寅なんですよ!」 ナズーリン 「皆様も年賀状に星ちゃんのイラストを描いた事かと思います。」 星 「ナズも私を描いたの?」 ナズーリン 「私は聖様を描いたよ。」 星 「干支関係ないじゃん!?」 ナズーリン 「だって、新キャラのくせに星ちゃんばっかり目立ってずるいじゃない!!漫才くらい私中心でやらせてよ!!」 星 「う~ん…今回だけだよ?」 ナズーリン 「やったぁ!!」 星 「それで何をやるの?」 ナズーリン 「えっとね…星ちゃんは今、外の世界でお笑いブームが来てるのは知ってる?」 星 「まぁ…人並みには…」 ナズーリン 「実は私ね、外の世界でお笑いのオーディションを受けようかと思ってるんだ!」 星 「えぇ!?初めて聞いたよ!!」 ナズーリン 「そこで見せるネタを星ちゃんに見て欲しいんだけど…」 星 「わかった…せっかくお客さんもいるんだしやってみてよ!」 ナズーリン 「では早速…オホン!にとりの河童寿司と掛けまして、地底の温泉郷と説きます…」 星 「…………」 ナズーリン 「(『その心は?』って言って!)」 星 「え?私?そ、その心は…?」 ナズーリン 「どちらも鮮度(千度)が売りです!」 星 「へぇ!上手いじゃん!!」 ナズーリン 「ナズっちです!」 星 「……見た事あるなぁ…」
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加