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ユウナ「お待たせしました。私達の親友です。」
梨奈「どうもはじめまして!!結城梨奈です。」
光「はじめまして!!胡桃光です。」
ママ「2人ともいらっしゃい♪」
パパ「どうぞ楽にして、そこのソファーにかけてください。」
4人でソファーに座ると光から話を始めた。
光「お話と言うのはなんでしょうか?」
パパ「どこまでユウナちゃんや翔君から聞いているかな?」
梨奈「お母様が再婚したと言うコトと、お兄様ができたと言うコトまでは聞きました!!」
楓「じゃあ、話は早いね。僕らが兄になった楓と優雅です。」
優雅「そして、聖エレメントの高校生で父が学園の理事長です。」
光「えっ!?あの聖エレメント学園ですか?」
パパ「君達が知っている聖エレメントだよ。そして、ユウナちゃんや翔君は今後こちらの学校に通ってもらうコトになる!!」
梨奈「ユウナと離れるなんて、私は絶対に嫌です!!」
そうやって言った梨奈の目が、涙でうるうるしていた。
パパ「ユウナちゃんも翔君も君達と同じ気持ちだよ!!そこで、2人にはこちらの学校に一緒に編入してきてもらってはどうかと、さっき私が提案したんだ。」
2人は悩んでいた。
梨奈「ですが、私達では金銭的な面で聖エレメントに行くのは無理なんです…」
私達は、少しガッカリをした。
すると楓お兄ちゃんがいきなり笑いだした。
楓「クククッ…♪君達は、父さんが理事長だと言うコトを忘れていないかい?」
ユウナ「あっ!?」
パパ「少し、君達のコトを調べさせてもらったんだが、梨奈さんは学校きっての秀才で、光君はどんなスポーツでもこなしてしまうスポーツマンだそうだね?うちの学校には、特待生制度と言うのはなかったのだが、今季からその制度を立ち上げたんだよ!!」
光「それはつまり…どういうコトですか?」
優雅「父さん!!僕が言います。君達には、特待生としてうちの学校に入るだけの素質がある!!もちろん、特待生の学費からその他必要な物は、全額学校側が負担するので、金銭的な問題はまったくありません。」
梨奈「それでは、私達はユウナ達と同じ学校に通えるのですね?」
楓「そういう事だね♪」
パパ「後は、君達の返事次第なんだ。もちろん親御さんにも相談をして、できるなら明日までに返事が欲しいんだ!!返事は、ユウナちゃんか翔君にしてくれればいい。そして、これが特待生としての書類です。さきほど、優雅が話した事は全て書類に書いてあります。よく親御さんと話しあって決めて下さい。」
2人は複雑な顔をしていた。
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