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私は、少し不安だった。
でも、私達の絆を信じるしかなかった。
そして夕方…
ピンポーン…
ユウナ「はぁ~い!!」
ガチャッ…
私はビックリした。
そこには、梨奈と梨奈の両親がいた。
ユウナ「ど…どうしたの?」
梨奈ママ「ユウナちゃん!!梨奈から話を聞いたわ!!お父様いらっしゃるかしら?」
ユウナ「は…はい。どうぞ!!」
私は、梨奈と梨奈のパパさんやママさんをリビングに通した。
パパ「よくいらっしゃいました。そろそろいらっしゃる頃だと思っていました。でも、お話はもう少々お待ちいただけますか?」
梨奈パパ「わかりました。」
ピンポーン…
パパ「翔君!!お客様をお通ししてもらえるかな?」
翔「はい。」
ガチャッ…
翔「光…と…あっ…どうぞ!!」
そう、光と光の両親も来たのだ。
そして、私と翔は呆然としてしまった。
パパ「胡桃さんもどうぞおかけになって下さい。ユウナちゃん!!翔君!!梨奈ちゃんと光君を連れてちょっと席を外してもらえるかな?」
ユウナ「わかりました。」
楓「大丈夫だよ!!任せておいて。」
優雅「父さんと俺達を信用して!!大丈夫だから!!」
そう耳元でお兄ちゃん達は言ってくれた。
そして、私は翔と梨奈と光で私の部屋に行き、しばらくは沈黙が続いた。
梨奈「ごめんね。急にパパとママがユウナの家に行くっていいだして…。」
光「俺んちも…。」
翔「でも…絶対反対だったら…きっとここまで来たりしないよ…な…。」
ユウナ「そうだよね…。きっと、私達の思いは届くよ…。」
梨奈「ユウナと離れたくないよ…。」
ユウナ「梨奈…。」
コンコン…
ママ「ユウナ!!みんな!!パパ達が呼んでるわよ!!」
ユウナ「はぁ~い!!梨奈!!光!!翔!!行こ!!」
そして、私達はパパ達がいるリビングへ向かった。
大丈夫…きっとみんな一緒にいれるよね!!
お兄ちゃん達も、大丈夫だって言ってくれたんだもの。
パパを…お兄ちゃんを…私は信じる!!
ガチャッ…
パパ「みんな!!さあ座ってくれ。」
私達はみんなソファーに座って、光や梨奈の両親は立っていた。
パパ「さて、光君に梨奈ちゃん!!君達の両親と学校の転入について話をした。」
私達は、下をうつむきながら話を聞いていた。
パパ「君達は、来週から4人揃って転入する事に決まった!!」
私は、すごく嬉しくなって思わず涙が出てきてしまった。
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