プロローグ

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こんにちわ♪♪ 橘ユウナ(タチバナユウナ)です。 平凡な高校に通う平凡な高校2年生。 ママと高1年生の弟が1人です。 パパは、私と弟が小学生の頃に他界しました。 あの時のママの涙は、今でも忘れたられせん。 でも、ママが泣いたのはあの時だけで、あれから今まで私と弟をたった1人で仕事をしながら、育ててきてくれました。 優しくて何でもできるママが、私は大好きです。 弟は、橘翔(タチバナカケル)。 ちょっと生意気(?)だけど、私に何かあると助けてくれる自慢な弟です。 顔も格好良くて、スポーツ万能な上に成績もそこそこよくて、学校ではモテモテで弟に近づきたいがために、私と仲良くしてこようとする子ばっかり…。 でも、そんな中に2人だけ本当に仲良しな子がいる。 幼なじみの胡桃光(クルミヒカリ)。 家が近所で、小さい頃からずっと一緒で、弟とも仲良しなんだよ。 男の子なのに顔が女の子みたいで、よく皆にメイクされたりするんだぁ!! 実は、私もその1人だったりして…(笑) もう1人は、結城梨奈(ユウキリナ)。 メガネをしていて、メガネをしていてクールなんだけど、不思議ちゃんで優しくて、お姉ちゃんみたいにいつも守ってくれる人。 一緒にいると、すごく居心地がよくていつも一緒にいるんだぁ♪ そんな仲間と家族と毎日過ごしています。 私は、そんな平凡で幸せな毎日が大好きで、ずっとそんな中にいられると思っていました。 ある日… いつもの朝… …のはずだった。 ユウナ「ママおはよー♪」 ママ「ユウナおはよう♪翔を起こしてきてくれる?」 ユウナ「は~い!!」 私は、いつもの様に翔を起こしに行った。 コンコンコン… ユウナ「翔入るよー!!」 翔は、ベットでまだ寝ている。 ユウナ「なんでこんなに起きないかな?はぁー。」 私は、ため息をついて一呼吸置いた後に、大声を出した。 ユウナ「翔!!いい加減起きなよ!!」 翔「姉ちゃんうるさい!!」 ユウナ「うるさいとはなによ!!人が起こしてあげてるねに!!」 とふと見るともう起き上がって、翔は着替えだしていた。 翔「姉ちゃん。いつまでいるつもり?ユウ姉のエッチ(笑)」 ユウナ「翔のバカ!!」 私は、慌てて翔の部屋を出た。 そして、私は先にリビングに向かった。 戻ってくると、もうママの作ったご飯がテーブルに並んでいた。 ユウナ「わぁ~♪おいしそう☆」 ママ「コラッ!!翔が来るまで待ちなさい。」 ユウナ「はぁ~い。」 翔「姉ちゃんは、食い意地はってるからなぁ~(笑)」 そこに、翔がリビングにやってきた。
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