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ユウナ「かけるぅ~(怒)」
翔「本当のコト言っただけだし(笑)」
ママ「2人ともやめなさい!!」
ユウナ・翔「はぁ~い。」
ママ「さあ♪食べましょ!!」
ユウナ・翔「いただきまぁ~す♪」
ユウナ「おいし~♪」
翔「母さんの料理はいつだってうまいじゃん!!」
ユウナ「そうだけどぉ~!!」
ママ「2人ともありがとう☆」
いつもと変わらない朝…
それが、ママの一言で違う朝になってしまった。
ママ「ユウナ…翔…。もし母さんが結婚したいって言ったらどうする…?」
カチャン…
翔は、驚きのあまりはしを落とした。
翔「えっ…?」
ユウナ「どういう事…?」
楽しかった朝の雰囲気が、急に静まりかえった。
ママ「ママね…好きな人ができたの…」
私は複雑な気持ちだった…
正直、最近のママは笑顔が増えたし、今まで私達のためにガンバってくれたママが幸せになれるなら、すごく嬉しい…。
でも、ママの幸せな場所は私達じゃなかったんだと思うと悲しくて…つい…涙が流れてしまった。
そんな時に、翔が口を開いた。
翔「母さんが幸せなら、俺も姉ちゃんも嬉しいよ!!でも、その人に会ってから答え出しちゃダメかな?」
ママ「翔がそういうと思って、今日の夕食に招待してあるの。」
ユウナ「…。」
翔「わかった!!部活終わったら、姉ちゃんと帰ってくるよ!!」
そんな静かな雰囲気を壊したのは、光の大きな声だった。
光「ゆうなぁ~!!かけるぅ~!!学校行くぞぉ~♪」
ユウナ「もう光が来ちゃった。」
翔「やっべ!!」
私達は、急いでご飯を食べてママの作ってくれたお弁当とカバンを持ち玄関に向かった。
ユウナ・翔「いってきまぁ~す!!」
ママ「いってらっしゃい!!」
ガチャッ…バタン…
ドアを閉めるとすぐに光がいて片手をあげて、いつもの様にあいさつしてくる。
光「おはよ♪」
翔「はよっす!!」
ユウナ「おはよ♪」
翔も私も、光のおかげで少し元気になった。
いつもの道を3人で歩いていると、前に梨奈を発見した。
私は思わず梨奈を呼んだ。
ユウナ「りぃ~なぁ~♪」
梨奈が振り返った。
梨奈「あっ!!ユウナとその仲間達…。」
ユウナ「おはよー♪」
梨奈「おはよー。」
光「梨奈ちゃんはいい加減その仲間達って言うのやめない?」
梨奈「だって間違ってないでしょ?」
光「はぁ~。」
翔「クククッ(笑)梨奈さんは相変わらずですね!!」
ユウナ「梨奈も好きだねぇ~(笑)」
光「えっ…何が何が?」
梨奈「私の生き甲斐だから♪それに、光はおもしろいし!!」
私達は、光を見た。
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