3人が本棚に入れています
本棚に追加
光「えっ…何?」
ユウナ・翔「なるほどぉ~!!」
そうもうわかったかもだけど、梨奈は光をおちょくるのが大好きで、毎朝こうやっておちょくっている。
バカな光はまだ気付いてないんだけどね。
そうやって私達の1日が始まる。
何でもない普通の日常が、私には幸せでそれが当たり前過ぎて、まったく気付かなかった。
そして放課後…
私は図書室にいた。
梨奈は、図書委員で今日は図書当番らしい。
私は、翔の部活が終わるのを梨奈と光と一緒に待つコトにした。
ユウナ「ねぇ光?翔ってそんなにカッコイイのかな?」
光「はぁ?おまえ何言ってんの?あの取り巻きが見えない訳?」
私は、光と窓際のイスに座りながら、光が部活してるのを見ていた。
運動場のすみには、翔のファンらしき人がたくさんいて、「キャー♪♪」と奇声を発している。
ユウナ「わかってるけど…。なんで光はあんなにモテモテで、私には男が寄り付いてこないのかなって思っただけ!!」
私は、翔が楽しそうにサッカーをしているのんマジマジと見ながら、そんなコトを言った。
私は、その時の光の表情なんてまるで見ていなかった…
唯一、その顔を見たのは梨奈だけで、梨奈は光のあんな表情は初めてみたらしい…
寂しそうな…切なそうな表情…
声なんてかけれなかったらしい。
光「俺がいるじゃん!!」
ユウナ「そだね(笑)」
光「えっ…!?」
ユウナ「梨奈と光がいてくれればいいや☆」
ガタン…
梨奈「そういう意味じゃないでしょ?」
ユウナ「ほぇ?」
光「はぁ~。」
私は、2人に呆れた顔をされた。
光「やっぱり、そうだよなぁ…。」
ユウナ「何?どうしたの?」
梨奈「まぁ、そんなユウナが私達は大好きって事かな☆」
そう言いながら、梨奈は私の近くに来た。
光「まぁ、そーいう事!!」
そうやって、光は笑いかけてきた。
ユウナ「私もそんな2人が大好きだよ☆」
そうやって3人で穏やかに笑った。
そんな楽しい時間もつかの間に過ぎていった。
翔「姉ちゃんやっぱりココにいたんだぁ~。」
翔が部活が終わり私を迎えに来た。
ユウナ「あっ!?翔はもう終わったの?」
翔「あぁ。早く帰ろうぜ!!」
私達は、みんなで立ち上がった。
光「さて帰りますかぁ~♪」
梨奈「そうね!!」
ユウナ「じゃあ、みんなで帰ろ♪」
翔「いいよ☆」
そうして、みんなで一緒に帰った。
途中で、梨奈とバイバイして家の前で光とバイバイした。
最初のコメントを投稿しよう!