プロローグ

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光「えっ…何?」 ユウナ・翔「なるほどぉ~!!」 そうもうわかったかもだけど、梨奈は光をおちょくるのが大好きで、毎朝こうやっておちょくっている。 バカな光はまだ気付いてないんだけどね。 そうやって私達の1日が始まる。 何でもない普通の日常が、私には幸せでそれが当たり前過ぎて、まったく気付かなかった。 そして放課後… 私は図書室にいた。 梨奈は、図書委員で今日は図書当番らしい。 私は、翔の部活が終わるのを梨奈と光と一緒に待つコトにした。 ユウナ「ねぇ光?翔ってそんなにカッコイイのかな?」 光「はぁ?おまえ何言ってんの?あの取り巻きが見えない訳?」 私は、光と窓際のイスに座りながら、光が部活してるのを見ていた。 運動場のすみには、翔のファンらしき人がたくさんいて、「キャー♪♪」と奇声を発している。 ユウナ「わかってるけど…。なんで光はあんなにモテモテで、私には男が寄り付いてこないのかなって思っただけ!!」 私は、翔が楽しそうにサッカーをしているのんマジマジと見ながら、そんなコトを言った。 私は、その時の光の表情なんてまるで見ていなかった… 唯一、その顔を見たのは梨奈だけで、梨奈は光のあんな表情は初めてみたらしい… 寂しそうな…切なそうな表情… 声なんてかけれなかったらしい。 光「俺がいるじゃん!!」 ユウナ「そだね(笑)」 光「えっ…!?」 ユウナ「梨奈と光がいてくれればいいや☆」 ガタン… 梨奈「そういう意味じゃないでしょ?」 ユウナ「ほぇ?」 光「はぁ~。」 私は、2人に呆れた顔をされた。 光「やっぱり、そうだよなぁ…。」 ユウナ「何?どうしたの?」 梨奈「まぁ、そんなユウナが私達は大好きって事かな☆」 そう言いながら、梨奈は私の近くに来た。 光「まぁ、そーいう事!!」 そうやって、光は笑いかけてきた。 ユウナ「私もそんな2人が大好きだよ☆」 そうやって3人で穏やかに笑った。 そんな楽しい時間もつかの間に過ぎていった。 翔「姉ちゃんやっぱりココにいたんだぁ~。」 翔が部活が終わり私を迎えに来た。 ユウナ「あっ!?翔はもう終わったの?」 翔「あぁ。早く帰ろうぜ!!」 私達は、みんなで立ち上がった。 光「さて帰りますかぁ~♪」 梨奈「そうね!!」 ユウナ「じゃあ、みんなで帰ろ♪」 翔「いいよ☆」 そうして、みんなで一緒に帰った。 途中で、梨奈とバイバイして家の前で光とバイバイした。
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