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だから先輩は何も覚えてなかったんだ。 自分が恐い 獣よ。ただの化け物だわ。 最初はそんなことも思ってた。 でも時が経つと 私は認めていた。 自分が獣であることを。 神様の責めての償いなのか それともただ餌に感情がないからか分からないけど キスに不快感も幸福感もなにも感じなかった。 ただ、私を必要にしてくれる気持ちを奪って私を生かしてくれた それが辛かった。 死にもできなかった。 どっちつかずの私
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