Eternal Tear

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いつもよりゆっくりと 時計の針が進んでいく この部屋で。 いつから僕は、 こんな抜け殻 だったのだろう。 あの日、 あの時、 僕が、 本当の僕であったなら、 こんな結末 迎えずに済んだのか? ためらう指先… 最後の電話(Last call)出れずに戸惑う。 押してしまえば、 もう、 別れの時だと 悟ったから。 “いつも一緒” そんな簡単に崩れるなんて。 “ずっと愛してる” そんなに簡単に言えたなんて。 “明日までのサヨナラ” これほどに哀しい別れだなんて。 Eternal tear この涙零したのは 悲しいからじゃない。“愛した証” Eternal tear いつまでも涸れることなんてない “想いは永遠(トワ)に” 一線(ヒトスジ)の零れ落ちた幻の一雫、 拭わないで、 君への想いが 最後で最高のものに なるまで…。 いつもより静かすぎる朝が来て 解ったこと。 いつでも僕は、 君の事ばかり考えていたんだと。 狂おしい程、愛おしく、 たった一つの宝物。 大事にしすぎて… 壊れたの? 君の番号を…。 押せずに宙舞う、指先が。 押してしまえば、 切り出される事 理解ってた。 “二人だけの指輪(ring)”取れないなんて言ったね。 “未来までもずっと” 二人なんて…嘘つき。 “来世までのサヨナラ” 二度とこんな言葉信じない。 Eternal tear 前世でも来世でもなく、 必要なのは “今しかない君”。 君を好き。 その事が僕の証。 消せやしない涙、 「否定」だって「肯定」だってさせない。 “いつも一緒” そんな簡単に崩れるなんて。 “ずっと愛してる” そんなに簡単に言えたなんて。 “明日までのサヨナラ” これほどに哀しい別れだなんて。 Eternal tear この涙零したのは 悲しいからじゃない。“愛した証” Eternal tear いつまでも涸れることなんてない “想いは永遠(トワ)に” 一線(ヒトスジ)の零れ落ちた幻の一雫、 拭わないで、 君への想いが 最後で最高のものに なるまで…。 Eternal tear… Eternal tear… “君”がたくさん つまったEternal tear────……
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